
フォトプランナーとフォトグラファーが紡ぐ、結婚式の記憶
結婚式の写真は、一日の記録だけでなく、幸せな記憶まで残してくれます。新郎新婦様との打合せを通してご要望をくみ取り、写真の価値を伝えるフォトプランナー。そして、結婚式当日の空気や表情を写真に残すフォトグラファー。それぞれの立場から、お客様の大切な一日に向き合う二人に、仕事への想いを聞きました。


『人生で一番幸せな一日』の記録

—お二人が現在のお仕事に就くまでの歩みを教えてください。
北山さん:
幼少期からものづくりに関心があり、高校卒業後は美容師やテレビ局の美術スタッフを経験しました。当時から写真には興味があり、一眼レフカメラを購入。風景や友人を撮影し、それを喜んでもらえることがうれしくて『誰かの幸せにつながる写真を撮りたい』と思うようになりました。その後、写真館へ転職し、約8年間、さまざまな経験を積んだ後、ブライダルのフォトグラファーになるために、株式会社マリーマーブルへ入社しました。

近藤さん:
前職はスポーツトレーナーでした。高校時代の部活動でけがをした時、トレーナーに救われた経験から、人の身体に関わる仕事に就きたいと考えました。その後、結婚式という、誰もが笑顔で、新郎新婦様が主役になる幸せな一日を知り、ブライダル業界を志しました。私は人見知りですが、人と接することは好き。そんな自分にもピッタリの仕事だと感じ、新しい一歩を踏み出しました。
一枚の写真は、丁寧な準備から

—それぞれの仕事内容を教えてください。
北山さん:
結婚式当日や前撮りの撮影を担当しています。また、フォトグラファーの教育やサポート、写真の品質管理にも携わっています。
フォトグラファーは、結婚式当日に初めて新郎新婦様にお会いすることがほとんど。だからこそ、事前の準備が欠かせません。結婚式の進行表や新郎新婦様のプロフィール、プランナー・ドレスコーディネーターからの共有事項などに目を通し、どんな結婚式になるのかをイメージします。また、ウェルカムグッズやゲストのご様子などから、おふたりの人柄やこれまでの人生に思いを巡らせます。

近藤さん:
私は結婚式に撮影する写真のシーンやカットについて、新郎新婦様と事前に打合せをする役割を担っています。多くのお客様にとって、『写真を選ぶ』ということは初めての経験です。限られた時間の中で、おふたりに安心して結婚式当日を迎えていただけるよう、お客様のご要望に寄り添った打合せを心掛けています。
お客様の想いを、一枚の写真へ

—どんなことを大切にしていますか?
北山さん:
私自身も、お客様と一緒に結婚式を楽しむことです。新郎新婦様だけでなく、ご親族やゲストの皆様ともコミュニケーションを図りながら、その場の空気まで残せる写真を目指しています。
また、ほかのフォトグラファーが安心して撮影に臨める環境を整えることも大切な仕事です。結婚式場の特徴や時間帯など、実際に撮影するフォトグラファーの立場に立って、現場目線でサポートすることを意識しています。
近藤さん:
新郎新婦様に打合せの時間を楽しんでいただくことです。アルバムのサンプルをお見せした際の反応や、おふたりのファッションや持ち物などをヒントに会話を広げ、趣味や思い出を教えていただいたり、結婚式で大切にしたいことを伺ったりしています。
写真だからこそ届けられる価値

—結婚式の写真の魅力は何でしょうか?
北山さん:
結婚式当日はあっという間に時間が過ぎ、笑顔から感動の涙まで、たくさんの感情が溢れています。そんな一日を最初から最後まで一貫して残すことができるのが写真です。一枚一枚の写真には、その瞬間にしかない表情や感情があり、おふたりの未来にとってかけがえのない思い出や、誰かの喜びが詰まっています。
近藤さん:
フォトグラファーが撮影したデータを見ると、改めて写真が持つ意味を感じます。その価値を新郎新婦様にお伝えすることが私の役割であり、何よりのやりがいです。ぜひ、打合せの時間から結婚式当日、将来アルバムを見返す時間まで、写真を楽しんでいただけたらうれしいです。
取材・編集:橋野 将茂(広報室)








